KANAYOのブログ

旅行のこと

2019.01.11〜12 ティルカラ

11日は移動日。しばらく行けないだろうと思い、マックでシェアボックスなるものを購入。5種類のソースに3種類の揚げ物が5つずつ。シェアボックスではあるが、ひとりでいただきました(笑)車窓はもうパタゴニア地方にいる時とは違い、とりわけ美しいものではなかった。そしてandesmarのバスは車体も汚く、ごはんもコーヒーも付いていなかった。残念。ホステルであまり寝られなかったためほとんど眠っていたが、起きている時間は原田マハ著『楽園のカンヴァス』を読んでいた。わたしの大すきな画家アンリ・ルソーがテーマの小説。とっても面白い。食事が付いていなかったので、20時頃停車したターミナルでサンドイッチを購入した。悠長にiPhone電子書籍を読んでいたが、iPhoneの充電ケーブルがお亡くなりになった。シェアボックス以上に、これこそメンドーサで買うべきものだった・・・

12日8時半、フフイのバスターミナルに到着、ここの売店にケーブルは売っていなかった。諦めて9時45分のティルカラ行きのバスに乗る。ティルカラには11時着。結果24時間の移動となった。iPhoneのケーブルはフフイより田舎のこの街には当然売っていない。アルゼンチンの北側はとっても田舎。スペイン系の顔も減り、古くから住むインディヘナ系の顔が増える。f:id:pandakopanda728:20190114064916j:imageこの街とっても良い!ホステルも大当たり。働いているお姉さんもお兄さんも優しくて、雰囲気も素敵。そしてダメ元で聞いてみたら、iPhoneのケーブル貸してくれた!売ってないのに、持っているとは。きっと旅人が忘れていったんだね。何か予期せぬついてないことがあったときって、人々の優しさに触れる機会でもあるよね。ありがとう!移動後で疲れていたから、今日は観光はせず、肉屋で牛肉を120円で買って、塩だけで味付けしてお庭で食べた。f:id:pandakopanda728:20190114064859j:image先日メンドーサで買った赤ワインのうちの1本を開けた。お庭で食べる牛肉と赤ワインの美味しいこと♡気持ちよく酔っ払ってこのあと19時までお昼寝して、起きたあとはこのホステルの敷地内の施設で行われるコンサートへ。f:id:pandakopanda728:20190114065002j:imageこれがまた超良くて、感受性豊かなわたしは思わず泣いた。テクノとフォークロアとジャズが混ざっていて、Macでメロディを出しながら、アンデスの伝統的な笛を何種類か使っての演奏。コンサートはたったの450円。ティルカラはアートの街なんだなあ。この後『楽園のカンヴァス』を読む手が止まらず、3時就寝。なんだかまったりした1日だったな。ここにも長居したくなる!