2019.02.08 イキトス
今日はイキトスの街をゆるくプラプラ。イキトスは東南アジアみたいに雑多で生活音に溢れている。熱帯気候だともうなんか暑いし適当でよくね?みたいな気分になるよね・・・イキトスの街はなぜかこのモトサイっていう交通手段が異様に発達しててめっちゃうるさい。道路、ほぼこれで埋め尽くされている。イキトスでいちばん巨大な市場ベレンマーケットへ行ってきた。今まで行った市場の中でも最も生活臭に溢れていて生命力強めだった。この異様な生命力には理由があって、この市場を下ったところにある地域、スラムなんだって。無闇に足は踏み入れなかったけど、雨季は水上での生活となるにも関わらず下水等のインフラは整っておらず、衛生的によろしくないのは言うまでもない。でもこの眺めは綺麗だなあ。
イキトスは飛行機でしか行くことのできない陸の孤島。ペルーの他の地域とはまた違った雰囲気の活気に溢れていた。でも繰り返すようだけど、蒸し暑い!!!わたしの泊まっているホステルはこんな地域で頑張っていると思う、WiFiもエアコンも完備されててさ。今日はこの後もうずっと宿に篭ると決めた。明日明後日はペルーからキューバへの移動なので、お菓子も買い込んだし(笑)飛行機の乗継が恐怖でしかない、どうか遅れませんように。
2019.02.05〜07 アマゾン
2泊3日のアマゾン川ツアーに参加してきました!虫が多い!蒸し暑い!何故かボリビアやクスコ等の高地にいた頃より疲れやすくすぐ眠くなり、昼寝は毎日2時間くらい、夜は22時くらいに寝て朝は7時半に起きる生活だった。アマゾン川に住む伝統的な民族の暮らしを見に行ったり、ピラニアを釣ったり、ジャングルの中を散策したりした。イキトスの港からアマゾン川の村へはボートで移動します。アマゾン川はイメージしてた通り広くて穏やかだった。人を撮るのがいちばん好きだなあと思う。そして人はiPhoneのカメラよりNIKONのカメラで!と思って今回は久々にNIKON使いました。肌の質感とか目の輝きとかがちゃんと映し出される。とはいえそっちの写真同期する手段がないから(旅の序盤エチオピアで失くした)とりあえずはいつも通りiPhoneの写真。アフリカで見た民族とはまた違うエキゾチックさ。
イメージしてたものが目の前にある感動。
村長に歓迎の印として顔にペイントしてもらったよ。
ペットのナマケモノを抱いたんだけど、めちゃくちゃ可愛かったナマケモノ!こちらもNIKONのカメラで撮ったから同期したら色々まとめて総集編ブログ書く!みんなで輪になって踊ったりもして、何気に民族との交流がいちばん楽しかった。ピラニア釣り、わたしは1匹も釣れなくて超つまんなかった。忍耐が無いっす。もっと良い釣竿でブラックバスとか釣りたい。笑
ロッジはこんな感じ。部屋の中も虫だらけで足めっちゃ刺されました。ジメジメしてて、いかにも虫たくさんいそうなベッドだったから覚悟はしていたが(笑)
色んな動物保護してる場所ではパラダイス感溢れる鳥とかアナコンダとか猿とか色々いたよ。
ジャングル散策は沼地だらけで膝まで泥水の水たまりを進んだり、とにかく蚊が多すぎて「引き返して良いですか」と何度も言いたくなった。女の子わたし1人だけだったし!
ジャングルに住むのは絶対嫌、もうこりごり!
蚊に効くということで木にくっついているアリの巣に手をあてて、手のひらにアリを集めてすり潰し、肌に塗り込む。
普段なら絶対したくないことを蚊に刺されるよりはマシと全力で肌に塗り込むという(笑)だいすきなYUKIちゃんのメランコリニスタのPVでYUKIちゃんの顔をアリが這っていくんだけど、そんなかわいいもんじゃないよね!でも皮膚をアリが這う様子を見るとそのシーンが思い浮かぶ。ロッジのごはんはとても美味しかった。アマゾン川で採れた魚やアナコンダ、ピラニアも食べた。食料には困らない暮らしだね。歩く量としては大したことないのに、とても疲れやすかったのは慣れない気候と暮らしによるものだと思う(笑)夜、真っ暗な中ひとりロッジのベッドで横たわっていると、たくさんの虫の声が聞こえて、静寂とは程遠くたくさんの生命の声が聞こえるの。そうすると何故かロッジの壁1枚で囲まれていることを忘れて、ジャングルの中に1人横たわっているかのような感覚に陥った。この瞬間、ルソーの「夢」(MOMAにあるやつ)を思い出し、ジャングルの中に横たわる女ヤドヴィガと自分とが重ね合わさった。鬱蒼と茂るジャングルの中にわたし1人、孤独と不安を感じながら眠ったよ。
快適と清潔とは程遠いアマゾン生活、一度経験すればもう十分という感じですが、一度は経験したかったので良い思い出になった。イキトスの街に帰ってすぐスーパーでマシュマロとチョコレートを買って現代の生活に戻りました。反動でしばらくお菓子しか食べたくない!クーラー最高!
2019.02.04 リマ
昨日は伝統料理の食用モルモット「クイ」をランチに、中華街のうどんを夜に食べた。マチュピチュで出会った日本の方とリマで再会して「クイ」をご馳走してくれたのでした。こんな見た目のものが1匹77ソーレスとかするんだよ・・・自分だけならこういう怖いもの見たさ系の食べもの(虫とか)は食べない。味は臭みもまったくなく手羽先みたいな感じ。ウサギとかワニとかが鶏肉っぽいのと同じで淡白な肉なのでしょう。うどんは9ソーレスでサーターアンダギーみたいな揚げパン4つ付き♡しっかり出汁が効いてました。麺は大したことなかったけど、汁は日本のうどんと遜色ないよ。これが300円、幸せ。こんな美味しくて安いものがある限り、あえてモルモットだったり虫だったりを食べることはないだろう。我が母校では学園祭で虫を早食いするコーナーのある大会があった。その大会の勝者は気狂い英雄扱いされ、その称号は名誉のようだけど、実際のところ虫を早食いしただけなので凄いかどうかはよくわからん。わたしはそういったパフォーマーより陶芸部とかの展示を見る方が好きであった。そんな話は置いといて、4日はリマからイキトスへ。久しぶりの飛行機だ。空港まで2ソーレスのローカルの乗合いバンで移動し、1時間ちょっと前に到着。何の問題もなくゲートに向かったものの、4時間半の遅れ発生。
4時間半はちょっと長いですって。めっちゃ皆さん抗議していた。そしたら2時間後くらいに配給が出た。ホットドッグ。こういうちょっとしたものが出るだけでみんな満足げになるから笑える。わたしも例に漏れずこのホットドッグで満足顔。原田マハの「ジヴェルニーの食卓」を待ち時間で読み終えた。イキトスに着いて、目星のツアー会社・ATM・ホステルの順にモトサイと呼ばれる移動手段で10ソーレスでまわってもらい、明日からの2泊3日のアマゾンツアーも無事申し込み、シャワーを浴びて0時に就寝。ホステル、1泊20ソーレスでクーラー付き、WiFi高速で大正解。朝食も豪華♡アマゾンツアーもネットで見た最安値300ソーレスで申し込めた。夜遅くに行ったため、交渉もなく最安値で申し込めたんだと思う。飛行機の遅れが吉と出たと思おう。さて、アマゾンツアー、3日間ネットもなく、久々のアドベンチャー感にワクワクしてます。帰ってきたらまとめてブログ更新する!
2019.02.01〜03 リマ
リマは都会で交通量もとっても多いけど、街は全体的に汚くて、老朽化した建物を直したり、都市を綺麗に保つのにお金を使っていない様子。車社会って感じで歩きづらい。喧騒の中にも一体感のある東南アジアの街とかともまた違って、中途半端。リマのスタバは日本と同じ価格帯なのに至る所にある。そうかと思えば「1ソル、1ソル」と声をあげるアイス売りもそこら中にいるので、リマの貧富の差はものすごいんだと思う。それでも都市に来たら寄りたくなってしまうスタバのフラペチーノ、16.5ソル。シナボン10ソル。シナボンはお得感ある!旧市街は活気があって、物売りで溢れている。誰しもが商品の名前や値段を声に出しているから非常に賑やかだ。旧市街の近くには中華街があり、シュウマイを食べた。味は至って普通。新市街側にバスで移動。リマのバスはめちゃくちゃわかりにくい。道路ごとに走っているから、ずっとその道路を直進する感じ。料金は手渡し。こういうとこ、都会なんだか都会じゃないんだかって感じでしょ。新市街は静かで高級マンション多めだったけど、でもめちゃくちゃ洗練されてるかって言ったらそうでもなく、一言で表すと、リマ、ちょいダサ都市。確かにスペイン時代のコロニアルな建物もたくさん残ってるんだけど、統一感と清潔感がないからなあ。今まで色々な都市を見てきたけど、都市設計って本当に面白い。改めて日本に帰った時、東京はどう映るだろう。新市街は海沿い。リマの海は穏やかな波なのでサーファーが多いらしい。2月2日はピスコサワーの日ということで、公園に屋台が並んでいてセビーチェとピスコサワーを注文。日数があるので観光客とかいないニッチな公園まで来てしまった(笑)
何度食べても飽きないセビーチェ様。代わり映えしない絵面ですみません。でも今回は揚げたイカ付。美味しい。国民的アルコール、ピスコサワーはわたしの口には合わなかった・・・。薬っぽい味。ピスコは葡萄の蒸留酒なんだけど、だったらワインにしてほしかった。というくらいにやはりわたしはワイン好き。ピスコサワーにはピスコ・シロップ・ライム・卵白が使われている。卵白によって泡泡っとした感じが出るのかな。そーそー、なんでワインでなくピスコが作られるようになっちゃったかというと、スペインがワイン造りを禁止したらしいの。スペインより糖度の高い葡萄ができて美味しいワインができちゃって、スペインのワイン生産を圧迫するからって。まったく、なんてことを・・・まあペルー人はピスコ大好きみたいだから良いんだけどさ。
それにしても、リマ、蒸し暑い!シャワー浴びたそばから汗かきます。そんなリマでわたしが行ってよかった!と思った場所、それはギネス認定の噴水ショーが毎晩行われているレゼルバ公園。入場料たった4ソーレスで、たくさんの噴水と噴水ショーが楽しめる。19時15分〜と、20時15分〜、2回も見ちゃった。噴水自体も凄いし、噴水に映し出すプロジェクションマッピングと音響の演出も壮大で、お世辞抜きにディズニーランドのシンデレラ城のやつみたいなの。
噴水のトンネルの中を通るやつとか噴水の中でほぼ水浴びを楽しむやつとかもあり、リマっ子たちが大興奮。
リマで時間があったら、ここだけは全力でおすすめする!政府、これを全市民に4ソーレスで提供してるなんて、良い仕事してるわ。マチュピチュで稼いだお金回してるのかな(笑)街づくりに気合が入ってないだけにここの力の入れようは異様である。リマ、旧市街・新市街に見所は特にないが、食べものがひたすら美味しいので、散歩してお腹を空かせてセビーチェを食べる平凡な日常を送った。物価・宿泊費ともに安いから文句はありません(笑)
2019.01.31 リマ
クスコから22時間移動してリマに到着!14時間くらい寝てたからあっという間だった。バスの中でフリーダカーロの生涯を描いた映画「Frida」と日本のアニメ映画「AKIRA」を見た。どちらも面白かったよ。リマに着いて宿に向かって歩きながら、外の看板メニューを見て入ったレストランでセビーチェとロモサルタード10ソーレス。レモネード付。安旨!ロモサルタードはペルーの有名な料理だけど、醤油等アジア系調味料が使われている。ペルー料理って自分でも作れそうなお手軽感が良い。そういえばクスコではバスまでの時間「ラマになった王様」見てました。主人公の名前がクスコだったことを思い出して。そしたら映画の中のお城の壁が街中で実際に見た石造りの壁と同じでテンション上がったよ。真ん中の石は12角の石と呼ばれててクスコの有名スポットのひとつ。「ラマになった王様」を最初に見たのは子供の頃で舞台がペルーだってこと意識してなかったけど、今見るとキャラクターがポンチョ着てたり、マチュピチュがモチーフかな?と思わせる村や森が出てきたりと違う楽しみ方ができました。明日から3日間はゆっくりリマを観光します。
2019.01.28〜30 クスコ
28日、マチュピチュからの帰り、行きと同じく川が氾濫してるスポットで2時間スタックしたおかげで宿に23時半に着いて速攻で寝て、29日、宿を変えてわずか9ドルで1人部屋。快適!ひたすらダラダラして、セビーチェを市場で2回も食べた。プーノのセビーチェのが断然美味しかった。リマでも食べる。30日、18時からリマへ移動。やっぱりペルー雑貨やクスコの街にさして興味が湧かないので、完全にもうこの先のキューバのこと調べたりとか、消化日と化してる。南米はもう満足。コロンビアやエクアドル、ブラジルには行ってないけど、自分の意志では行かないかなあという感じ。宗教的にもイスラームとヒンドゥーが好きなので、そっちの文化圏のがグッとくるのよね。アルゼンチンは住みたいくらい大好きだけど、他の国は観光名所行っちゃえばもう満足だった。次の旅先はしばらくはアジア・中東ですね!キューバにひとりで行くのが寂しいと感じる今日この頃。リゾートはやはり友達と行きたかった、もっと前から誰か誘っておけばよかったな。現地で友達作ろ。
2019.01.27 マチュピチュ
前置きなしに行きます!きゃー!
きゃー!
きゃー!
いや〜晴れたね、快晴です!悔いなし!朝4時半に起きて5時から1時間半、ひたすらトレイルコースの石段を登り、やっとこさたどり着いたマチュピチュ!マチュピチュはマチュピチュだった!やっぱり上からの見晴らしが最高。奥のワイナピチュが映えるよねえ。よくもこんな僻地にこんな遺跡が残っていたよね、そして発見した人すごすぎる。遺跡の中にも入れまーす。ドラクエ感ある!
落書きひとつないのはさすが。ちゃんと保全されてるんだね。芝もめっちゃ刈りそろえられてるし(笑)
そんなこんなで南米編はこれにて終了って気分(まだアマゾン川があるよ!!)。どうしてもマチュピチュを青空の下締めくくりたかったんだよね。燃え尽きた感あるので4日のフライトまで特に行きたいことしたいことの欲求が湧きません(笑)
村に10時頃には戻り、早めのお昼ごはん♡美味しくて安いグルメは市場の近くにあり!という法則をわたしは見出しているので、セントラルメルカドへ。ありましたありました!地元民で賑わう屋台が♡チルカーノ、お魚のスープ8ソーレス。疲れた身体に染み渡る〜。魚の切り身一切れとたっぷりの白米入りだよ。トムヤムクンスープ的なすっぱ辛い味付けで美味しかった。ペルーのごはんは美味しいな。さて、ブログを書いている今、まだ11時です(笑)が、4時半起きだしもうやることないのだ。明日また線路沿いを歩いて帰るから、今日はこのままダラダラしまーす。