2018.11.28 マラケシュ③ 史跡地区
なんか時系列的に夜のジャマ・エル・フナ広場が最後だったからさっき間違えて今日を締めちゃった(笑)けど、新市街・メディナ・史跡地区の中でわたしがいちばん感動したのは紛れもなく史跡地区なのです!!!!モロッコ人、空間設計能力高すぎ。どこもため息が出る美しさ。ひとつひとつの入場料が爆上がりしてたのだけが聞いてたのと違うけど、再両替出来ないDH、どのみち余りそうだったから気持ち的には痛くない。前はどこも10DHだったみたいだけど、国民以外は70DHになってた。3つの有名どころ回って210DH。つまり2500円。日本の史跡巡り並みだ!でも3つとも行く価値あり!値段見てやめたってしないで、どれひとつとして逃すのもったいない。イスラーム建築はやはり最強であることを思い出させてくれた。
地球の歩き方持ってなかったら知らなかった場所だからモロッコは地球の歩き方持っててほんとよかったよ(笑)行った順番に、バヒア宮殿、エル・バディ宮殿、サアード朝のお墓。バヒア宮殿は、19世紀に作られたもので、エル・バディ宮殿はサアード朝時代に作られたものだから、同じ宮殿でも全然趣が違うの。まずは、バヒア宮殿から。とっても広くて、美しい。空間も壁も天井も何もかも素敵!地球の歩き方にも、地味に「アルハンブラ宮殿に負けない芸術作品だ」って書いてあるの。でも全然地味なの(笑)もっと有名になって然るべき場所に思えた。
続いてエル・バディ宮殿。こっちはかつての感溢れる宮殿。
わたしが言ってる空間設計能力ってのは、具体的には、地面に窪みを作ってそこにミカンやバラを植えたり水を張ったりするところ!植物って普通自分と同じ足元から生えてて、自分より高い目線にあるものだと日本人のわたしなら思うけど、自分より低い目線にミカンやバラが生えてるのが美しかった。
相変わらずどこにでも猫。
続いてサアード朝のお墓。ここにもミカンとバラが生えてた。マジョレル庭園の多肉植物と竹は少しばかり暴力的だったけど(笑)、こちらは控えめでよいです。
お墓ちっちゃ!
このお部屋の装飾がすごかった。圧巻。マラケシュに行ったら是非下の方に固まってる史跡を見に行ってほしい!!!