2018.11.29 エッサウィラ
午前中は南仏の計画を練って、午後からバス移動。相変わらず道中の景色が綺麗。エッサウィラに16時に着いて、メディナに足を踏み入れた瞬間、モロッコでいちばん好きな街になった!青と白の港町!フェズが閉鎖的なメディナだったのに対して、エッサウィラは開放的なメディナ。両サイドに大砲がある門から入って
最初に目に入ったのはサボテン屋台!ひとつ1.5DH。美味しすぎて3つ食べた。
剥くとこんな感じで種ごと食べられるよ!
最近メディナ飽きてたのにここのメディナは何故かとてもワクワクする。明日もあるから今日は探険よりもサンセットを堪能!
まずは港へ。空気がモヤモヤしてて眩しくて回想シーンにいるみたいだった。太陽が海に反射してるからかな?そして日の入り30分前からは水平線が見える岩場へ!ガールズも
釣り人も
おっちゃんも
カップルもみんなサンセットを楽しんでいたよ!空と水平線の境目ピンク最高!サンセットのあとはごはん。今日はちゃんとモロッコ料理食べるって決めてた!港町だから、お魚のクスクス食べたよ。これでもう食べものも思い残すことないね。モロッコも残りあと2日。しかし少々贅沢したとて300DHは余ってしまう。再両替できないDH、どう使おうか・・・
2018.11.28 マラケシュ③ 史跡地区
なんか時系列的に夜のジャマ・エル・フナ広場が最後だったからさっき間違えて今日を締めちゃった(笑)けど、新市街・メディナ・史跡地区の中でわたしがいちばん感動したのは紛れもなく史跡地区なのです!!!!モロッコ人、空間設計能力高すぎ。どこもため息が出る美しさ。ひとつひとつの入場料が爆上がりしてたのだけが聞いてたのと違うけど、再両替出来ないDH、どのみち余りそうだったから気持ち的には痛くない。前はどこも10DHだったみたいだけど、国民以外は70DHになってた。3つの有名どころ回って210DH。つまり2500円。日本の史跡巡り並みだ!でも3つとも行く価値あり!値段見てやめたってしないで、どれひとつとして逃すのもったいない。イスラーム建築はやはり最強であることを思い出させてくれた。
地球の歩き方持ってなかったら知らなかった場所だからモロッコは地球の歩き方持っててほんとよかったよ(笑)行った順番に、バヒア宮殿、エル・バディ宮殿、サアード朝のお墓。バヒア宮殿は、19世紀に作られたもので、エル・バディ宮殿はサアード朝時代に作られたものだから、同じ宮殿でも全然趣が違うの。まずは、バヒア宮殿から。とっても広くて、美しい。空間も壁も天井も何もかも素敵!地球の歩き方にも、地味に「アルハンブラ宮殿に負けない芸術作品だ」って書いてあるの。でも全然地味なの(笑)もっと有名になって然るべき場所に思えた。
続いてエル・バディ宮殿。こっちはかつての感溢れる宮殿。
わたしが言ってる空間設計能力ってのは、具体的には、地面に窪みを作ってそこにミカンやバラを植えたり水を張ったりするところ!植物って普通自分と同じ足元から生えてて、自分より高い目線にあるものだと日本人のわたしなら思うけど、自分より低い目線にミカンやバラが生えてるのが美しかった。
相変わらずどこにでも猫。
続いてサアード朝のお墓。ここにもミカンとバラが生えてた。マジョレル庭園の多肉植物と竹は少しばかり暴力的だったけど(笑)、こちらは控えめでよいです。
お墓ちっちゃ!
このお部屋の装飾がすごかった。圧巻。マラケシュに行ったら是非下の方に固まってる史跡を見に行ってほしい!!!
2018.11.28 マラケシュ② メディナ
続いてメディナ。モロッコといえばお買い物だけど、ピンと来なくて結局何も買ってない。タンザニアで爆買いしたものたちほどグッとくるものはなかった。わたしの好みって、ブランドで言えばオープニングセレモニーのお洋服だから、もともと淡い色の細かいデザインよりハッキリした色使いや大柄が好きなんだよね。あとはスークに飽きたっていうのはある!イスタンブールでもグランバザールは素通りしてたし何も買ってなかったなそういえば。モロッコ雑貨は国内でも見慣れちゃってるんだろうな。この前も書いたようにベルベル人の絨毯は独特でとっても可愛いんだけど、くたびれてないお気に入りを見つけて価格交渉するのが面倒くさいし日本に送らなきゃだしでそこまでの気力は湧かず。
結局スークで買ったのはカシューナッツと甘くコーディングされたナッツ、25DH分。お昼ごはんにとポリポリ食べながら歩いた。と、日中のメディナは物足りなかったけど、観光を終えて日が暮れてからジャマ・エル・フナ広場に再び戻ったら、噂通りたくさんの屋台と芸人!地元の人と観光客で溢れてた!元気なマラケシュだ。フェズの記事で、モロッコ版味噌汁と題してアカニシガイとクミン汁かなーと予想してたやつがここの屋台にも売ってて、正体がわかった。カタツムリだった(笑)夜ごはんに大好きなラム肉!色んな部位のミックス25DHにサラダ10DHとミントティー2杯2DHで37DH。安い〜っこの店の名前に惚れて食べることにしたんだ(笑)頭の部位だけ使ってるから安いの?日本でも頭の部位だけ使っていいから安いラム食べたい!このアイスなんて2DH。原価割れしてませんか?w
夜にはもうマップ無しでマラケシュの街がわかるようになってて、充実した1日になった。夜になると毎日お祭りのようになるマラケシュ、人々も夜のが商売のやる気があって昼間より活気があった。気づいてたけどモロッコの人たちはあんまり朝早くない。朝ごはんも8時からなのに守られなかったり(笑)あとあと、イスラーム圏だからこの広場でお酒は提供されません。酒のあてみたいな料理をみんなコーラやオレンジジュースで食べてる。でもだからこそ治安が良くて観光客も楽しめるんだろうな!タイのカオサン通りとかみたくわたしの苦手なクラブみたいな雰囲気にならないしお酒のないお祭りもいーね!
さて、明日はエッサウィラに行きます。特に何もない港町だから、ゆったり1泊してくる。クスクスとお魚食べるぞ。
2018.11.28 マラケシュ① 新市街
マラケシュ、新市街・メディナ・史跡地区全部回れた!盛りだくさんだから3つに分けて書く!まずは新市街から。新市街と言っても行き先はただひとつ、イヴ・サンローランの愛した庭、マジョレル庭園!たまにはバス使おうと思って乗ったバスがマジョレル庭園を通らずにこんな遠くまで行ってしまったw誰かのブログに「新市街へは1、15、16番のバスに乗りましょう」と書いてあったから16番に乗ったんだけど、確かによく考えたら全部がマジョレル庭園通るわけないよなw3分の1を外して終点着いてもそのまま乗り続けて往復しました。英語が話せるお姉さんに「マジョレル庭園へは1番のバスだよ」と教えてもらったので今後行く人は1番のバスに乗ってください!そんなこんなで降りた場所も庭園から20分くらいのところだったから歩いても10時くらいに着くところを11時くらいに着いたw
マジョレル庭園は午前中から大賑わい。忽然と現れるオシャレスポット。周囲からもはや浮いてるw入場者も心なしかフランス人が多いような。入り口からオシャレ!
入り口すぐには竹林。鯉の泳ぐ池もあったから日本の庭からもインスピレーション受けてるのかな。
それにしても多肉植物だらけ。
こんな種類あるのか。しかもデカイ。イヴ・サンローラン氏のお墓。遺灰はここに撒かれているらしい。
目に刺さるマジョレルブルー。too muchの一歩手前みたいな庭。一般人のセンスでは到底作れない。
多肉植物、竹のコラボレーション。ハイセンスすぎて途中から笑えてきた。
ラブギャラリー
中でもヘビをモチーフにした作品群が好みで右下のポストカードを2枚購入した!
とっても楽しかった!12時半くらいには見終わって今度は1時間くらい歩いてメディナへ。やはりわたしには徒歩がお似合いです。
2018.11.27 アイトベンハッドゥ
んーやはり1人部屋は熟睡できてよい!22時寝7時半起き8時出発(準備早)。様々な映画の撮影地として使われているアイトベンハッドゥ。アイトベンハッドゥ自体は小さな集落だから1時間あればグルっとできるんだけど、太陽の光に反射してキラキラした川やその川の周辺に広がる農地をゆっくり眺めながらコーヒー飲んだり読書したりしたくなるゆったりとした美しい場所だった。橋を渡ってアイトベンハッドゥへ。要塞だしモンサンミッシェル感ある。5〜6組の家族はまだここで暮らしてるらしく、公道と敷地の区別がつかないから足を踏み入れちゃっても気づかない。ここはおうちだったかもと引き返した(笑)
ツアーバスで来てる日本人ガイド付きの団体を見かけた。マラケシュ〜アイトベンハッドゥ〜トドラ渓谷〜砂漠をコンパクトに回ってくれるんだろうな。日本から申し込むパッケージツアーって全盛期に比べたらきっと減ってるよね。航空券をスカイスキャナーとかで取れるようになって、旅行会社は苦労してるのかな。それにしても綺麗だったので、写真たくさん貼ります。上まで登るとこの穀物倉がある。ここからの眺めも絶景。
この穴から撮るとまた綺麗だった(笑)
要塞の外の川辺も歩いた。ここからの眺めも美しい。ボキャブラリーなくて綺麗と美しいしか出てこない。
緑も豊かで地元の人が農作業してる。猫もいる。良い村だったなあ。泊まっているワルザザート〜アイトベンハッドゥ間は30キロあって、乗り合いタクシーなら6人集まれば20DHなんだけど、アイトベンハッドゥは観光地だから地元の人行かないしで、タクシーの運ちゃんと交渉して行きは途中まで行く人たちと乗って50DH、帰りは観光終わるの待っててもらって100DHに。正規の価格が往復300DHなんだけど、運ちゃん的にもオフシーズンだから値段下げてくれたのか、わたしが正規の価格だと断るように見えたのか(笑)そもそもバスがあればいいのにと思うけど、地元の人が行かないところには公共交通機関もできないよね。1人だと相変わらずごはんがお菓子になっちゃう。パンとチョコとチョコパイみたいなの適当に食べて今日のごはんは終わり。ワルザザートからマラケシュまでの車窓はオートアトラス越えと言われている道で、積雪してるシーズンだから尚更綺麗。と言いつつまあまあ寝てた。写真なし。マラケシュ着いて、この街はたくさんバス走ってるというのに宿まで1時間歩いた。途中で大きな巨峰たったの5DHで一房買ったら、日本のと同じクオリティで感動!果物が安いのほんと良いね。明日は丸一日使ってひたすらマラケシュ観光します!
2018.11.26 ワルザザート
移動日!カスバ街道を通ってメルズーガからワルザザートへ。景色が圧巻だった!当たり前のようにカッパドキアのローズバレーみたいな山脈が続いてた。奥のオート・アトラスには雪が積もっていてとても綺麗だった。
モロッコは移動のしやすい小さな国土の中に色々なジャンルがギュッと詰まっていて、人気の観光国になるのも頷ける。宿に15時半に着いて街歩きもせずダラダラしています。久しぶりのシングルルーム。ど定番ではない観光地に来るとシングルルームしかなかったりするから良いリフレッシュになる。
スケジュール的には次から次へ名所巡るけど、気分的には砂漠良すぎたからしばらくはダラダラしてるだけで良い(笑)行く前はちょっと砂漠見くびってた、これでまたアタカマ砂漠へのモチベーションも上がってきたよ、砂漠ごとに良さ全然違うもん(笑)明日はアイトベンハッドゥに朝から行って、そのままマラケシュに移動します。明日の移動も綺麗らしいから楽しみ!左右どちらの窓側に座るかって先に情報仕入れとくだけでだいぶ違うってわかってるのに、いつも忘れちゃう。今日は当たりでした。メルズーガからワルザザートまでは右側に座るとオート・アトラスがずっと見れるよ。
2018.11.25 メルズーガ
24日16時半〜25日9時まで、ラクダに乗って砂漠キャンプに参加。夕・朝食付き350DH。こちらも大満足!砂漠の夕暮れと朝焼けってどうしてこんなにも美しいのか。時系列通りサンセットから行きます!定番のラクダの影写真。
刻一刻と光の加減で表情が変わっていく。
太陽側も太陽の反対側も綺麗だね。
わたしは反対側の方が好き。それから朝焼けの方がよりまろやかで好き。クリーム色の砂とピンクと水色の空、絵が描けるなら描きたくなる景色。こんなメルヘンな配色になる場所、ほかにないんじゃない?ここから下は朝焼け。
左に見えますのは月です。砂漠の朝の月。この最後の写真がいちばんお気に入り。満月に近かったから、夜でも明るかった!日が沈んで2時間くらいは月がまだ昇ってなかったから、プラネタリウムのような丸天井の星空も満喫できた。ひとつひとつの星の明度で言ったらエチオピアやナミビアで見た星の方が刺すような明るさだったけど、広さ・大きさは今まででナンバーワン!新月の夜の深夜とかだったら明度ももっとすごいのかも!
このキャンプの何がすごいって、砂漠の真ん中にこんな綺麗なキャンプサイトを設置してるとこ。
便器あるってやばくない?さすが観光大国。誰でも安心して来れるね。
ベルベル人が一生懸命歌と踊りも披露してくれた。ベルベル人の性質なのか雇い主の教育なのか、ここで出会うどの人たちも、チップ貰おうとか全然考えてないのにサービス精神旺盛で、日本人としては感銘を受けた。無駄絡みが多いのはうざいんだけどね、外国の男性は空気を読まないよね(笑)
ここの宿ごはんが大量に出てくるからここ3日で胃が大きくなってしまった!タジン美味しかった。モロッコ料理は優しい味なんだね。リヤド・マムーシュありがとう!ここに泊まれば間違いはない!