2018.12.01 マラケシュ

タイトルマルセイユにするかマラケシュにするか迷ったけど、マルセイユ滞在長いのでマラケシュ！気分はマルセイユ（笑）ちょうど12月からヨーロッパってキリ良いね！DHどうするか問題、どーーーしても余ってしまって、ホステルでユーロと変えてくんない？って聞いたら普通にOKだった、空港までの30DHと飲み物代として10DH残して240DHを21ユーロと変えてもらった。レートも良いじゃん、ありがとうホステルのお兄さん！そうとも知らず宿に着く前に無理矢理50DH使ったんだよね。大量のヘアゴム7DHとナッツ類22DHと、人生で購入するキーホルダーの中でコンセプトの謎さ、購入する必要の無さにおいて5本の指に入るであろうキーホルダー２つ（それなのに何故２つも？）を購入、ナッツ類は夕飯に、キーホルダーはリュックに。う、可愛い。寝てる・・・２つ買う理由わからなくもないな、いらないけど。いらないのに、２つ買う理由わかる。これリュックについてたらわたしならその人のセンスを疑う。でもつける。あまり話しかけられなくなるかも。赤ちゃんに弱いんだわたしは・・・これをわたしが露店で見てたら、人見てると人が集まってくる原理でほかの観光客もこれを見に来たけど、いやさすがにこれはラーメン屋の行列じゃないんだから、騙されちゃだめだよあなた、これ絶対いらないよ？！と思いながらその人に笑いかけたら、ちゃんと買わずにその場を去っていった。よかった、見ず知らずの観光客を血迷わせずに済んだ。でもこれふたつ買ったらお店の10代であろう男の子が嬉しそうにサンキューと言ってくれたので、観光客血迷わせても良かったか。

さて、人間このような無駄遣いを一体いくつ繰り返すのか、しかしながら無駄遣いをしない人生などさぞ彩りのないものであろう、浪人時代すき家のすきすきセットのおまけをコンプリートするために仲間を誘ってすき家に足繁く通ったことや（勿論その人たちにもすきすきセットを食べてもらえないか打診は忘れない）、同じく浪人時代にゲーセンで当時流行ったアルパカのぬいぐるみを取り漁ったことを思い出す。このことからも確固たる意志のない浪人はただの親泣かせであることは明確だ。いや、今しているのはそんな話ではない。が、このベイビーズ、引き取ったからには大切にしよう。日本に帰ったらキーチェーンにしよう。そして皆さん、ホステルでユーロに変えてもらうことが多分きっと可能なので、モロッコへ行く際は無理して赤ちゃん買わなくても大丈夫です。

さて、コーヒーのためにでもと余分に残した10DHは、空港価格では水ひとつ買えず、募金箱へ。その透明な募金箱には200DH紙幣もザラに入っていた。さすが持ち出し禁止紙幣。わたしは空港の募金箱になりたい。ライナーエアーも荷物を9.6キロに抑えチェックインも印刷も済ませていたのでオールクリア、むしろ感じの良い航空会社だった。みんな使うべし。でもなんかミスしてないかって不安がつきまとうので出国するまでそわそわしてた（笑）昨夜珍しく4時まで眠れなかったので機内では爆睡。アジアのLCCより座席と足元が広いのはヨーロピアンの方が足が長いからだと確信してる。エアアジアの座席を広くするためには我々アジア人の足が長くなる必要があるということだ。世知辛い。

マルセイユ到着、8.3ユーロのシャトルバスで市内中心の駅へ。日本でも羽田行きのバスの料金は1000円くらいだったか。ここはフランス。もう安い手段は無いのである。実は到着するマルセイユの駅のこの階段は有名。階段を降りてホテルまで歩いただけなのに、自分の気持ちが高揚しているのがわかる。フランスに対してはどうもいつも贔屓してしまう、ほんの少しの時間でもうこの街が好きだ。マルセイユの第一印象。当たり前に並ぶ歴史的な美しい建築物と、その壁の至る所に描かれるグラフィティーアートとのアンバランスな調和！本来そこにあるべきものではないはずなのに、わたし好みの独特な雰囲気を醸し出している。この感じ、好きな人は好きだと思う。この壁とかかっこよ！そして、本日の夜ごはんはもう着く前から決めてた、キャロットラペ！フランスにはモノプリっていう有名なスーパーがあって、そこのキャロットラペが安くて美味しいことをわたしは覚えていましてね。ふふ。他にもキヌアとかクスクスサラダは安いの。キャロットラペ0.85€、この横のサラダ0.99€、チーズ24pcで1.85€。ホステルで食べた。これが美味しいから物価が高いと言われていても何ら問題ないのです！暮らすように旅するのがコンセプト！明日から10日間気ままに過ごします。