KANAYOのブログ

旅行のこと

2018.12.27〜28 エルカラファテ

27日は移動日。バスの時間まで残りのパタゴニアの計画を立てる。たまたま年末のハイシーズンと重なってしまい氷河トレッキングは1月11日まで予約でいっぱいとのこと。残念だけれどトレッキングは諦めて遊歩道から氷河を見ることに。プエルトナタレスで14時半のバスに乗り、国境を越えて(チリ→アルゼンチンの国境越えは荷物検査も無し)エルカラファテに着いたのは20時半過ぎ。着いてすぐ翌日のロスグラシアス国立公園往復チケットと、翌々日のエルチャルテン行きバスチケットを購入した。

本日の宿で話した日本人によると、ハイシーズンはエルチャルテンからバリローチェ行きのバスも混んでいるということで、エルチャルテンの滞在日数を決めて宿を3泊分予約、今朝ロスグラシアス国立公園に行く前に1月1日のエルチャルテンからバリローチェへ行くバスチケットをターミナルで購入した。今朝ネットで検索したときは33席余っていたものの、29日までは売り切れ、30日のチケットはあと4席、31日は運休という盛況ぶりなので、情報を教えてくれた日本人に感謝。チケットを購入できるサイト(busbudとroma2rio)を教えてくれたのだが、サイト上では手数料を5パーセント取られるのと印刷が必須なため、会社や時刻、空席数を調べた上で直接会社で買うのが吉。あとはバリローチェの滞在数と宿、バリローチェからメンドーサ行きのバスチケットを抑えれば、わたしのパタゴニア編は幕を閉じる。パタゴニア本当に本当に楽しくて、すでに離れるのが寂しい。

さて、ロスグラシアス国立公園の遊歩道は距離も短く十二分に氷河を見る時間があったし、氷の塊が滑落する瞬間も何度も見ることができた。氷は氷なので滑落する瞬間以外は常にそこにあるため、最近していたトレッキングに比べて静的で、すごいものが目の前にあることは確かなのだがすぐに目が慣れてしまってわりと退屈だった。みんな氷が滑落するのを同じ場所に立ってじっと待っている。と、ここまでは曇っていたときの感想。f:id:pandakopanda728:20181229074128j:image途中からどんどん晴れて、曇りより晴れの方が氷河も美しく数段テンションが上がった。曇り空のせいで退屈だったのかな?というくらい。やはりお天気は大切だ。印象がこんなに左右されるなんて。f:id:pandakopanda728:20181229073830j:image晴れると奥行きを感じるから壮大さが増す。地球温暖化が騒がれて久しい昨今ではあるが、ペリトモレノ氷河はまだまだ増長していっているらしい。f:id:pandakopanda728:20181229074332j:imageこのトキトキは一体いくつあるのかなあ。
f:id:pandakopanda728:20181229074410j:image流氷ちゃん。f:id:pandakopanda728:20181229073859j:imageそういえば国立公園までの道のりで見える景色もとっても綺麗だった!氷河由来の湖は青ーくなるんだって。つまり最近は青ーい湖しか見てない。f:id:pandakopanda728:20181229074720j:imageパタゴニアの移動こんなんの連続。なんて贅沢。終わったら恋しくなるだろうなあ。f:id:pandakopanda728:20181229074653j:image思いのほかまったりした観光だったので良い感じの休息日になった。途中から晴れて本当によかった。退屈だった、で感想が終わるところでした。最後は隣の人と「I can’t imagine how huge it is!」とか会話してたしお天気って怖い(笑)そのおばあちゃんは今まで色々な氷河を見てきたけどここは特別。たとえ太陽が差していなくても美しい。と仰っていたのでわたしの感受性不足でもある(笑)

さて、明日から1日まではパタゴニアのブランドのロゴにもなっているフィッツロイのある街、エルチャルテンで過ごします。初日の出に燃えるフィッツロイが見られたら良い1年の始まりになりそう。