KANAYOのブログ

旅行のこと

2018.11.07 リビングストン

今日明日はナミビアの首都ウィントフックまで1000kmの移動。車内暑すぎる。6800円も払ってるんだからエアコンくらいつけて。そのくせ非常用天窓から太陽が差し込む。なんて想像力に欠如した作りだろう。アフリカ人もみんなホットホット言ってるから彼らにとってもこれはホットなんだな。赤ちゃん乗ってたら死んでしまってニュースになるやつ。陸路での国境越えももう慣れて何の感慨もなくなってきた。そろそろ飛行機が恋しい・・・暑さが度を過ぎてるときに前向きになんてなれないので、またもうアフリカ飽きたし帰りたいなと思ってたらナミビア側からバス乗り換えてめちゃ綺麗なエアコン付きのバスになった!最初からそうしといてくれ、同じ会社なのに何故国またぐとバスの仕様まで違うんだ(笑)てなわけで旅はまだまだ続く。旅は移動であるという結論を3年前に既に出しているわたしですが、最近は移動疲れしてます。

結局FwaltyTowersの写真撮ってないけど、今までで最もおススメできる宿。トリップアドバイザーで世界1位を取ったこともあるらしいから、もはや言わずもがなです。

タンザニアシリングは6000円分も残してしまった教訓から、クワチャは全部使い切ることができた。教訓から学べるタイプである。アフリカの通貨はケニアシリング以外とても弱いみたいで、正規のお店では両替してもらえないから、道にはとんでもないレートを提示してくる両替商が溢れてる。そうやって手に入れた外貨をまたマージン付きで売ってると思うと、闇両替商にだけはなりたくないなと心から思う(笑)リビングストンは滝しか無いからか、異様に「タクシータクシー」の声掛けも多い。「チェンジチェンジ」と「タクシータクシー」のせいで居心地が悪く感じるが、一般市民は概して落ち着いている。

ちょっと宿での出来事を改めて振り返る。旅中の出来事として、同じ日本人が宿にいた際にどういう行動を取るかって、人それぞれ違って、何気に書きごたえのあるテーマのひとつだ。今までは、(そもそもひとり旅なのに、どうして現地でたまたま会った日本人同士で一緒に行動したり、時には国の移動までもともにしたりするんだろう。)と思っていた。でも、この発想の中の"そもそもひとり旅なのに"っていう前提部分が人によって違うってことに気づいた。わたしは大前提として、移動を伴うひとり旅が好きだ。だから、そこで出会った日本人と一緒に旅を続けてしまったら、ひとり旅じゃなくなってしまって、したいこととずれる。でも昨日6人の日本人と会って話してごはんを囲んで、共通点はアフリカを旅行してるってことだけで、みんなそもそもひとり旅がしたいと思っているわけではないってことがわかった。かつ、別に移動に重きを置いていない人だっているってことも。言葉にしてみたら、そんなの当たり前じゃんという感じだね。でもそんな当たり前のことに気づかされると、居心地の良いところを求めて長期滞在しに来ている人や、世界中のどこででもフレンドリーで、そこで出会った日本人と一緒に料理を作ったり、レンタカーをシェアして各地をまわったりする人への感情がプラスになった。わたしはしたくないからという理由だけで受け入れられないでいたけれど、わたしにはできていない楽しみ方をしているわけで、特に後者の人に対しては、むしろ凄いなあという尊敬の感情にさえ変わった。かといって、わたしがそのタイプに急になるかといえば勿論そうじゃないし、そういう人たちと旅をするようになるかといえば、これまたそうじゃないんだけど、それはそれで良くて。色々な人がいて、それぞれの自分にはない素敵な部分を知り、それによって他者のことを受け入れることができる状態になるということが、自身にとって嬉しい変化だと感じる。

もう少しテーマが大きくなるけど、子供の頃は何も知らないからこそ素直で、成長するにつれ、色々なことを知るから素直ではいられなくなり、更に成長すると、色々なことを知った上で素直な気持ちでいられるようになる、これがわたしの考える成長なんだけど、リビングストンの宿でみんなが声をかけてくれて、一緒にごはんを食べお話したことを私自身も素直に喜び、またそこにいる人たちも同じく素直に喜びを表現していて、こういうのも良いなって心から思えました。

今8日の夕方で実はもうナミビアのこと書きたいなと思いながら昨夜途中になっていた文章を無理やり仕上げた、もう語る気分じゃないよ!昨日の自分仕上げとけコラ!

あ!それからタンザニアシリングは無事fawltytowersで出会った方に50ドルと替えてもらえました。ありがたや(T_T)