2018.11.21 カサブランカ

エミレーツ最高！エコノミークラスなのに座席が広い。1フライトにつき機内食2食！映画豊富！ドバイまで「この世界の片隅に」を見て戦争の映画とはつゆ知らず号泣。主人公のほくろの位置がわたしと同じで他人事とは思えなかったのだ。夕食食べて映画見て、朝ごはんはスキップして睡眠に充てた。カサブランカまでは朝食も昼食も食べて映画は「時をかける少女」と「リロ&スティッチ」を見た。「時をかける少女」はあんまり好きじゃなかった。あれ本当にあの男の子のことが恋愛的に好きなわけじゃないように見えた。ずっと3人で友達やってるっていう選択ありだよ〜。告白されてそう言えばよかっただけに思う。「リロ&スティッチ」は言わずもがな最高。ディズニーでいちばん！あとの時間はやっぱり寝てた。時差ボケ知らず、どこででも寝れる、わたしの取り柄。最初の目的地フェズまでは電車で移動。空港の地下から30分おきに電車出てて、カサブランカ中心地近くのカサ・ヴォヤージャー駅での一度の乗り換えでフェズに着く。ただし接続が悪くてフェズ到着は20時25分。これ、飛行機でたくさん寝る必要なかった（笑）てゆかそれこそ接続的に日本から来る人みんなエミレーツ使うのか、ドバイからカサブランカの便、ツアーで来てる中年〜高齢の日本人がすごい多かった。他のアフリカ諸国とモロッコは全然認識が違うんだね。いかにも日本人ぽい。それにしても最近のお年寄りは元気だね〜。それは良いことだが、若者より高齢の旅行者を多く見るのはなんとも言えん。色々考え出すと何から始めても最後は社会問題・政治に行き着くって最近ようやく認識した、日本を良くしたいなら政治のこと知ってないといけないんだなあ。

でもさすがに乗り換えてからのフェズへの二等車には話しかけてくる人も日本人もいなくて、わたしの好きなひたすら現地の人たちの中でぼーっとするだけの移動となった。自分が誰とも繋がっていなくて、誰もわたしのこと知らなくて、目的地が同じというだけで同じ車両に集まった人々が、皆思い思いに景色を眺めたりしながら過ぎる時間が大好きだ。

モロッコの列車、電光掲示板の時刻通りに来てなかった。だからわたしが乗った列車も多分切符に書いてあるものではなくて、これすなわち印刷されている座席も違うという話だけど、誰も座席守ってる感じはなくて、駅員の切符チェックの時もスルーだった。列車ってこうなりがちだけど、何故だか悪くない。車窓から眺めを見てて気づくことは、農地が多いことと、ゴミで汚い場所も多いことと、もうひとつはイスラム圏にいることを実感する例として、屋上のある四角い家が多いこと。最近アフリカといえどキリスト教圏にいたから、久しぶりに見る石造りの四角い家々。屋上に干してある洗濯物を見るのが好きなんだ。

最近少しだけ冬も恋しい。去年の冬はずっと日本にいたけど、全然寒くなかったよね。ずっとインターンしてたから何着てたかよく覚えてるけど、真冬でも裏に生地付いてるトレンチコート着てたもん。昔から日本の冬のスタバがめちゃ好きなんだよね。クリスマスを祝うようなタイプでも、イルミネーションを意図的に見に行くタイプでもないんだけど、冬のスタバのクリスマスソングと室内の暖かさは高校時代よく行ってた思い出と絡んで脳内に浮かぶ。

フェズにはチケットの時刻より1時間半早く着いたけど、ターミナルでバスのチケット買って宿チェックインしてこれからシャワー浴びて夜行バスで日帰りでシャウエン行ってくる！相変わらずバタバタだぁ。少し歩いただけだけどフェズめっちゃいい感じ！こりゃもっとゆっくりするとこですわ（涙）