KANAYOのブログ

旅行のこと

2019.01.10 メンドーサ

今日はルハンデクージョという地区の、BODEGA LAGARDEの中のレストランEL FOGÓNで人生最大の贅沢ランチ♡ f:id:pandakopanda728:20190111125603j:imageこんな贅沢はこの旅中最初で最後。自分のお金で思い切って美味しいものを食べることって、大人って感じがしない?(この発言が子どもっぽい?まだ社会人にもなってないのに?そんな声が聞こえて・・・こない!)まずはもはやお馴染みのワイナリーをガイドしてもらう。f:id:pandakopanda728:20190111121256j:imageその後併設のレストランでランチ。3つのコースか6つのコースどちらにしますか?→6つで!ワインはクラシックかプレミアムどちらにしますか?→プレミアムで!こんな日はとことん良い方を選ばなきゃね。料金は無視。f:id:pandakopanda728:20190111121520j:image
f:id:pandakopanda728:20190111121512j:imageんーわくわく。こういうお店って、雰囲気・料理・サービスひっくるめて体験を購入してるんだなあって感じる。
f:id:pandakopanda728:20190111121525j:imageパンが美味しすぎて、全部ジップロックに詰めて持ち帰って良いですか?!(もちろんそんなことは言っていない)サーブしてくれた男の子に、パンでおなか膨らまさないようにね〜と二度言われたよ(笑)そしてこの入れ物、地味にパンにくっついてくるフェルトの毛を食べそうになる(笑)ファッションにこだわりすぎて冬場でもダウン着ずに風邪引く人みたいな。え、わかりにくい?
f:id:pandakopanda728:20190111121516j:image付け合わせのバターもオリーブオイルもとことん美味しくて、パンもまわりサクッ中モチッとしててうっとり。男の子の忠告通り1種類につき1つずつしか食べなかったけど、実際もう少しいけたなあと食後思ったのでした(笑)ワインは5種類がなんと飲み放題。飲み放題というか、ひとつのプレートに対してひとつのワイン(ペアリングってやつ)が注がれるんだけど、飲み進めるとこれまた違う係の女性が注ぎに来てくれる。だから実質いくらでも飲めてしまう。これもパンと同じで、飲みすぎ注意。ひとつめ、ほうれん草のアイスだったり、ヤギのチーズだったり、ひとつひとつが美味しすぎてスタートから笑みが止まらない。甘めのソービニヨンブランと一緒に。f:id:pandakopanda728:20190111122136j:image2つめ。45度の温度でゆっくりあたためた温泉卵に、パリパリのチーズ、マルベックを混ぜた岩塩などなど、これもまた美味!ここからは赤ワイン。
f:id:pandakopanda728:20190111122148j:image皿がでかい。ズーム。f:id:pandakopanda728:20190111131808j:image3つめ。マカロンとエンパナーダのコラボレーション。中はヤギのひき肉。
f:id:pandakopanda728:20190111122141j:image4つめ。メインの牛肉。メインに合わせて、ワインもメイン。ここのボデガが毎年最も力を入れている、すべての品種(5種類)の中から厳選した粒だけを集め潰さずに発酵させ、さらにその中から出来の良い数種類だけを選びブレンドした赤ワイン。やっぱりそれがいちばん美味しくて3杯くらい飲んだ。
f:id:pandakopanda728:20190111122154j:imageミディアムレアでお願いしたら、You know it!って言われたよ。感じの良い男の子だったなあ。f:id:pandakopanda728:20190111122609j:image5つめ、口休め?こんな小さいゼリー、一瞬すぎて味覚えてないわ。
f:id:pandakopanda728:20190111122122j:image6つめ。デザート。デザートにはスパークリングワイン。食べ進めてから写真撮ってしまってる(笑)メインで赤3杯いったからこの頃にはもう雰囲気で食べてる。多分ここまで来たらもう5円チョコでも騙されて感激してる。
f:id:pandakopanda728:20190111122132j:imageラスト、もう味の記憶などない。ただひたすら幸せであった。
f:id:pandakopanda728:20190111122126j:imageチップ込みでぴったり1万円くらいだった。文句なしの上質な体験だった。時間が経つのもあっという間で、思い返しても夢のよう。シチュエーションといい、わたし史上最も美味しいランチでした。ワインの味は昨日のbodega alandesが最高すぎて、ここのはそこまでユニークだとは思わなかった、ここでしか飲めない!感はなかった。もしかしたらここのボデガはレストランを推してるから、食材を引き立たせるために癖が強くないものを生産してるのかな?ボデガによって思想の部分から違いそう。とはいえワインは昨日のボデガに軍配。なので昨日のところではついついボトルを購入して、今日のところでは食事を楽しめて、なんだかとってもバランスの良いボデガ巡りができた。メンドーサに着いてからグーグルマップの口コミを参考にしたり人に聞いたり適当に入ったりしたボデガ巡り3日間だったけど、これ以上はないチョイスだったと思います!地区も毎日違うところ行けたしね。昨日のアメリカ人夫婦も、昨日のbodega alandesはKAIKEN(ルハンデクージョ地区でとても有名なところ)より良かった!って言って船でアメリカまでワイン箱買いしてたから間違いない。初日のbodega cecchinと昨日のbodega alandesのワインは日本でも飲みたいな。そしてもうひとつ。今日のレストラン、こんなにこだわってて値段も高いのに、客層がスノッブじゃなくてすごく居心地がよかった。使う金額は同じでも無駄にTHE お金持ちみたいな人あんまり好きじゃないからさ。わたくしディーゼルのスカジャンおろしてひとりでテンション上がってたけど、スカジャンでも浮かなかったよー!笑f:id:pandakopanda728:20190111124936j:image水色の火の玉かわいいのだ。